【クライアント】 株式会社古藤田商店
【活動期間】 2022年1月
【URL】https://www.instagram.com/and.izu.event/

静岡県伊豆市で建材資材の卸・小売業を60年以上にわたり営む古藤田商店の代表取締役 古藤田博澄氏の「伊豆と地域の人々の世代を超えたつながりを生む場所をつくりたい」という想いに共感し、伊豆市地域おこし協力隊と弊社の3者が協力し、循環型多世代マルシェイベント「&(アンド)」の企画と運営を実現しました。

①出店者と来場者が「つながる」仕掛け
出店者は地元伊豆市近隣に限定。子ども向けサッカー教室をはじめ、新体操やチア、テニス、フェンシングなど多種目を展開しながら、地域貢献活動を積極的に行う、サッカーJ3「アスルクラロ沼津」の所属選手たちによるPKゲームや、地域を元気にしたいという想いに共感したキッチンカーなどが出店することで、「売り手」「買い手」の関係性を超えたつながりをデザインしました。

②サスティナビリティと循環型社会を目指す取り組みを、伊豆から発信
子どもの成長と共に不要になった洋服やおもちゃなどを、次に必要とする親子へ物々交換でつなぐ「ママバトン伊豆」や、会場となった古藤田商店の倉庫に眠る昭和レトロな食器や雑貨を販売する「コトウダノセトモノ」が出店。古いものを捨てずに次の使い手へ循環させる機会を作る。サスティナビリティを強く意識する発起人の想いを形にしました。

③効果的なInstagramアカウント運用で、短期間ながらイベント認知向上に成功。当日は約500名の来場者を動員
イベント専用のInstagramアカウントは、画像、テキストともにフォーマットを統一。関係値の高いフォロワーを積極的に獲得するなど、当日の来場者集客へ向けたアプローチを行いました。結果、SNSの告知のみにも関わらず、約500名の来場者がイベントを楽しみました。

④出店者とのコラボレーションによるイベントストーリー設計
日本最古の国産デニム製造メーカーである「山本被服」が出店。その普遍性と、広く長く愛され続けているという特徴から「デニム」をイベントのキーアイテムとし、来場者のドレスコードを「デニム」としました。当日はデニム着用の来場者が多くを占め、世界観とストーリーが当日の会場にも波及しました。